週刊モモ

果たして週刊でお届けできるのか

小さな吐息よ

寒暖差が私に影響を与えすぎている

せっかちな気性なので、基本寝坊や遅刻をしないわたしなのだが、今日の朝は遅刻をしてしまった。

予約の時間に医者に行かないといけなかったのに、2時間も遅れた。身体がだるすぎたのだ。午前休だったけど、そのあと会社にも30分くらい遅刻した。

 

 

また朝が辛くなり始めてる。特に寒い日か雨の日は頭も痛いしとにかく言いようのない気持ち悪さが私を襲ってくる。体調が悪いと些細なことでイライラしてしまう。

 

でもそんなのもしかしたら私の思い込みかも知れなくて、低気圧なんてわたしにとっては大したことないもので、わたしによる思い込みが、気持ちが、気持ちから、、、、

 

 

 

 

医者の診察を待つための部屋のことを

待合室っていうけど、待合ってはないんだよな。合いじゃない。と思う。

こっちが勝手に順番を待ってるだけで医者側は別に待ってない。

だから、2時間遅刻しても、医者には何も言われなかった。逆に、「お待たせしました」って言われた。どういうことなんだよ。どういうことでもないか。

 

 

病院の受付に老人夫婦がやってきた。

話が聞こえてきたが、どうやら医者から電話がかかってきたので来たらしい。

受付の看護師に椅子にかけてお待ちください、と言われていた。

 

わたしの行っている病院は、番号札が渡されて、その番号が電光掲示板に表示されたら、先生の部屋に入るというシステムだ。

おばあさんはそわそわして、受付の看護師に、番号とかないんですけどこのまま待ってて大丈夫なんですか?、と言う。

看護師は、大丈夫ですよ、もう少し待っていただければお呼びしますので、と言っても、おばあさんは、でも…と不安そうに話している。するとおじいさんの方がいきなり立ち上がって

 

「いいんだよそんなくだらないこと聞いてないで!!!電話がかかってきたのはわたしです待ってればいいんでしょ!!」とものすごく大きな声でおばあさんに怒っていた。

 

そんな大きな声出さなくてもいいのに…とわたしは少し怖くなった。

 

 

「ええ!!もういいんだろ!!!」と大声が聞こえる。

 

わたしはその光景がこわくて、見たくなくて、一生懸命目を閉じた。

 

 

 

 

診察が終わって、会計をして、また薬を40日分くらいもらった。

治るかよくわかんないことに月5000円も払ってて、それに縋るしかない日々を送ってる。

この間は夜が寂しくて、Twitterのアカウントを新しく作って趣味が合う人と交流したいなと思ったけどどうやっていいかわからなかった。tinderをインストールしたら友だちができるかなと思ったけど、趣味合う人と出会うのなんてむずいし使い方がわからなかったのですぐアンインストールした。

変な状態だなあと思う。

 

 

 

 

極論を言うと、世界の人が、誰も彼も、怒らないでほしいな、と思う。

 

 

 

 

 

でも一昨日、薬をちゃんと飲んだの?としつこく聞いて、ねてるのにわたしの部屋の電気をつけてきた母にわたしは、

「しつこいな…飲んだって言ってんじゃん体調悪いんだからほっといてよ!」とかなりイライラして、親にキレてしまった。26歳なのにね…

 

 

 

わたしの怒りは、あの怖かったおじいさんの怒りとなにも違わないのかもしれない

 

 

 

貴志祐介の『青の炎』という小説があって、わたしはこの本を高校二年生の時に読んだ。

クラスの控えめで色白で上品な女の子がこの本をおすすめしてくれたので、その日にブックオフで文庫本を買った。

 

わたしのなかで印象に残る小説というものはだいたい読む手が止まらなくて、一晩で読み通してしまう本であって、『青の炎』もそのなかの一冊だった。

主人公もその時のわたしと同じ高校二年生で、わたしと同じように「山月記」「こころ」を国語の授業で勉強している描写があったのをよく覚えている。

 

 

小説の中で、「瞋恚は三毒の一つ」と言う言葉がある。

瞋恚とは怒りの心であり、三毒は人間の諸悪・苦しみの根源とされている。ブッダの説いた仏教を通じて広く知られている概念のことらしい。

 

わたしは、理不尽なことに対する怒りや、正当性を求めるための怒りはのこと言っていない。

悲しみや憎しみや恨みをもたらすような怒りのことだ。

 

小説の中で出てくる、無敵の大門、と言うキャラクターがいる。

なぜ無敵かと言うと、決して怒らないので敵を作らないからであるそうだ。

すごい、そんなふうにわたしもなりたい。

ささいなことで怒ったりしたくない。

 

し、みんなも怒らないでいてほしい、と思うのは傲慢だろうか。

 

 

 

午後から出勤して、なんとなくスイッチが入らないまま仕事をして、いつの間にか仕事が終わった。帰りの電車が遅れている。人身事故らしい。

 

たくさんの人がホームにごった返している。

遅れて電車が到着して、人がどんどん乗るから、たちまち満員になる。

わたしは人に押しつぶされていたし、誰かを押しつぶしていたかもしれない。

「パ」、「ア」、と途切れ途切れに変な声を出す若者がいるのに気がついた。

周りの人は怪訝そうにその人を眺めたり、無視したりしている。いろんな人がいる。

 

 

 

あのひとが漏らしている音にはどんな意味があるのだろうか。

 

 

 

 

と、ふと考えることにはなにも意味がない。